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理事長ブログ 株式会社中広 代表取締役 後藤 一俊

週休3日制

2019年10月19日

働くことは悪ですか。では、生きているって何ですか。


私にはどうしても理解できないテーマがあります。
日経「生活欄」の記事です。「週休3日、どうだったか?」と題する
週休3日を実施している二つの企業のレポートです。


「短い時間で働き、よく休み、よく学ぶ」これが二つのうち一つの企業の
キャッチフレーズだそうです。レポートは27歳の女性が休日をどう活用したかを追う。
同社は金曜日を休業日に。「せっかくの休み、有効的に使う」と、
将来の起業のために、実家の豆腐店を手伝うことにしたと。



どう思われますか。記事が取り上げたのは、さも最もらしい、体験です。
他にも、いつもと違う経験で自分を高めれば、仕事への創造性につながる。
と、役員は胸張るが、その分、管理職にしわ寄せがいくのは伏せています。



実態はというと、大半の人は、三連休を利用して「バイト」だそうです。
それって。何の意味があるのでしょうか。
もう一社、企業名は申し上げませんが、「休みを増やしたが社員の業務は
減らしていない。給与減額なし。それでも残業は増えず、売上げ目標達成している」と。



素晴らしい企業ですねぇ。皮肉をいうつもりはありませんが。
外部からの電話は管理職が取り用件を聞くそうです。これも結局は管理職が。
でも、いずれの場合も、営業職の話には触れていない。
優良企業の管理部門を週休3日にして「働き方改革」の最先端企業と
売名しているだけのように思えてならない。



今期に入り、ローカルの中小零細企業や飲食店の倒産、閉店が急増しています。
天下の日経、仕組みやシステムが出来上がって、それで経営が成り立つ、
大企業や優良企業だけを相手にしているから「週休3日」を奨励するような
記事が掲載できるのです。



私は問いたい。人間って「働くという生産」をしなくて、何のために生きているのか。
この二つの企業は社員が「働かなくても良い」なんて本当に思っているのか。
週休3日にすれば、結局は休むどころか、もう一つ別の仕事をして収入を得ようとすることを
どう捉えているのか。


とある生命保険の会社。週休3日制を導入した。
目的は外勤の女性社員に子育てや介護に携わる時間にあててもらうために。
同時に、出勤日数が5分の4になるため、給与とボーナスも5分の4に減額となる。
「これなら理に叶っている」



「人間は働くから人間である」企業が格好を付けて、休みを増やせば、
良い会社など思っていると結果的には「働かない社員」を養成するか、
「副業を本業にする」社員を増殖することになると思います。
私には「働かないことを奨励する」「週休3日制」にすることが
「働き方改革」だとはどうしても思えない。Goto