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理事長ブログ 株式会社中広 代表取締役 後藤 一俊

数理資本主義の時代

2019年4月21日

数学脳を鍛えるには教育の元から変える必要があるのでは。


私は毎朝ブログを書いている。右脳なのか左脳なのか、それとも前頭葉なのか
脳の構造がどうなっているのか、雑学程度にしか知らないが、
10年以上毎日ブログを書いていると、脳のどこかで、ブログを書くことが
習慣化されたらしい。だから、今朝は書かぬという選択肢はないようだ。


私は文系の人間であると、自分で思い込んでいる。
理由は、子どもの頃か、学生時代かも定かではないが、
算数から数学になる頃、「私の頭の構造は数字に不向き」だと
授業に首を傾げることが多くなったころに自分で決めしまったからだ。


本音は、数学の教師にろくな奴がいなかったからだと言いたいのだが。
「微分積分」や「線形代数」「確率論」などの難解な数学の基礎学力を
身に付けねばならない高校時代に、私大の文系には数字が試験科目にない。
無味乾燥な数学を勉強しなくて良いそんな受験制度とが重なり、
数学と疎遠になっていったのではと、回顧する。


今年に入り、経産省が「数理資本主義時代〜数学パワーが世界を変える」という
報告書をまとめ発表した。その冒頭「第一に数学、第二に数学、第三に数学」
「あらゆる場面でデジタル化が進む。社会は数字によって形作られつつある」
「数学が国富の源泉」だと数学第一主義的な言葉が溢れる。びっくりです。


日本が1990年代以降のIT革命に乗り遅れたのは、日本の教育が数学を
ないがしろにしてきた、そのツケが原因だといわんばかりの数学礼賛です。
経団連も文理系の枠を超え大学で数学を学ぶべきと官民挙げての数学溺愛です。


「第4次産業革命」の中核はAIやビッグデータと呼ばれる膨大なデータを使う。
不足する「AI人材」をなんとかとの思いに理解できないではないが、
人材育成は「1日にして為らない」時間が掛かる。


小学校の算数から組み立てねばなるまい。そして、教師の教育です。
数学の基礎知識のない文系卒が教師をやっている。教える体制ができていない。
高校生の6割以上が大学へ行く時代です。そのうち75%が文系。
その構造の中で、文系大学に数学の授業を取り入れるだけで、
どうして数学人材が育つのか。大いに疑問です。



私は思います。長期と短期に分けるべき。長い目で教育全体を見て
数学に重点を移す施策を講じるべきだが、文科省にできるかが問題です。
それと、今、理系の学生への教育を強化する。そのための支援を惜しまないことで、
即戦力を底上げすべきではないかと思う。



第4次産業革命は奥が深いです。数理資本主義の時代は簡単に
次へと移行しないのだから、じっくりと構えるべきだと思う。Goto
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